今回は、松本潤と上野樹里主演の『陽だまりの彼女』(2013年公開)。
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」という書店のパネルが話題を呼んだ恋愛小説『陽だまりの彼女』(箸 越谷オサム)を映画化したもの。

心が温まる恋愛映画がみたいなぁ
ポカポカする映画だったら、やっぱり『陽だまりの彼女』がいいかも・・・


いいねぇ・・・
原作もあるんだよね~
そうそう。。。
原作を読んでその違いを楽しんでもいいかもね!


みどころなんかも教えて!
まだ観てない人にも読んでもらいたく、私なりの視点になりますが、つづってみたいと思います。
映画『陽だまりの彼女』の作品情報

1、あらすじ
広告会社に勤めて2年目になる奥田浩介(松本潤)は、訪れた営業先で、中学時代のクラスメイトの渡来真緒(上野樹里)と10年ぶりに再会を果たす。
いじめにあったり、頭が悪くてテストで0点を取っていた中学時代の彼女とは打って変わって、見違えるほど魅力的な女性になっていて、浩介は彼女のことが気になって仕方がない。彼女の方も、浩介のことが同じように気になっていた。
仕事で会う機会があった二人はすぐに惹かれあい付き合うことになり、しばらくして結婚を決意するまでに・・・
やがて、二人は一緒に暮らし始めたのだが・・・
真緒には誰にも知られてはいけない秘密を持っていて、物語は急展開を迎える。
2、予告動画
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映画『陽だまりの彼女』の感想

1、ほんわかした雰囲気を出していた上野樹里が役にぴったり!
柔らかい感じが出ていました上野樹里ちゃん。
『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)の香苗役のようなしっかり者の雰囲気とも違って、『のだめカンタービレ』(2006年~)ののだめの素っ頓狂な感じとも違っていて、・・・ちょうどそのの中間的な女の子らしい雰囲気を醸し出していました。
ガーリーなイエロー系の装い、ふわふわとした髪型、心地のよい声と温和な佇まいが相まって愛くるしい。
そんな中にも、役柄どおりどこか不思議ちゃん要素もちゃんと入っているからすごい。
ふいに見せる愁いを帯びたような表情も画面越しからさりげなく映し出されていて、散りばめられた伏線とリンクしているようで興味がそそられました。
松潤のサラリーマン姿・・・私はあまり見たことがなかったので新鮮でした。目立ちすぎるオーラを抑えての普通の営業マンを自然に演じられていて良かったです。
二人の中学時代を演じた北村匠海くんと葵わかなちゃんも役柄にぴったりでした。
中学時代の回想シーンが出てきても違和感なく二人を観ることができました。
キャスティングもぴったりだったんじゃないでしょうか。
2、主役二人の江の島デート~新居でのラブラブ生活まで覗けちゃう!
本作品のみどころは、なんといっても浩介と真緒との恋人から新婚に至るまでの生活を覗き見できるところじゃないでしょうか。
仕事帰りの駅のホーム・・・
電車に乗って帰ろうとするも本当は帰らないというカップルあるあるシーン。
こういうシチュエーションは、いくつになってもドキドキします。
実際にも訪れたことのある江の島の景色。
出店によりつつ、のらりくらりと仲良くお散歩デート。
江の島から昔見た日の入りを懐かしみもしながら・・・・
新居での同棲をスタートさせるための引っ越し。
所せましと雑多に置かれた段ボールに囲まれながら、これからの日常に期待を膨らませます。
金魚の入った水槽も二人の生活を見守っています。
観ているこちら側もしあわせになるような二人のやりとり、デート、何気ない日常・・・
ずっとこのまま見ていたいという気持ちになります。
普通のカップルが新婚になるまでのリアルが描かれていて親しみのもてる演出になっていると思います。
映画『陽だまりの彼女』の考察(ネタバレなし)

1、タイトル『陽だまりの彼女』の意味とは?
本作品を観終わって感じたのは、タイトルのつけ方が上手いなと思いましたね。
映画によってはタイトルの意味に深い意味があったりする場合もありますが、本作品の場合そんなに深くないかも・・・です。
でも、とってもいいですね。
陽だまりなのは彼女なのか?
はたまた、
陽だまりの中にいる彼女なのか?
で、
彼女とは真緒なのか?別の誰かなのか?
一ついえることは、タイトルの意味は一つじゃないということです。
観終わったときには、いくつかの解釈ができると思います。
どんな解釈があるのと疑問をかすかに抱きつつも、主演二人の日常を覗いて楽しんでみてください。
2、リアルとファンタジーの融合から学べることは?
ストーリー自体は、リアルな生活からだんだんファンタジーの世界へ引き込まれていく展開になるのだけれど、本作品が伝えたいことは一貫して純愛、まっすぐな心です。
リアルなお話からファンタジーになっていく中で、二人の関係性が嘘くさくなっていくのではなく、より鮮明に親密で、無色透明な純愛になっていくところがすごいなぁと思いました。
まさに、ファンタジーとリアルの融合が生み出す感動ですね!
で、後半はファンタジーなのにどうして二人の一貫した愛が表現できたのでしょうか。
やはりファンタジーの世界にいる浩介や真緒から発せられた言葉の数々がリアルな日常の中に馴染んでいてしっくりきたからでしょうね。
ファンタジーの世界であっても、リアルな世界であっても、そこでの相手を想う愛しい気持ちは変らないんだと教えてくれます。
ディズニー映画から私たちが生き方を学ぶように、本作品のファンタジーの世界から私たちも人を愛する大切さを学ぶことが出来ると思いました。
まとめ
本作品は、全体を通して、ぽかぽかした雰囲気です。
ラブラブなカップル、
マンネリカップル、
空気のようなカップル、
老夫婦のようなカップル・・・などなど
いろんな方々にオススメです。
大切な誰かと一緒に心を温めてみれる作品になっていますので、ぜひぜひご賞味あれ。
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