子どもとの関わりの中で、どんな母親がいいのか・・・
母親について考えさせられるおすすめ映画を教えて欲しい。
子どもは、母親の影響を大いに受けます。
子どもは、母親の背中を見て育っていきます。
だからこそ、母親のあり方、生き方ってすごく重要なんですよね。
今回は、母親のあり方について考えさせられるおすすすめ映画を7選に絞ってご紹介します。
子どもにとって、良い親・良くない親が登場します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画①邦画『湯を沸かすほどの熱い愛』
あらすじ
銭湯を営む幸野家は、1年前に父が出奔して休業状態。母・双葉は持ち前の明るさと強さでパートをしながら娘を育てていたが、突如余命2カ月と宣告される。死ぬまでにするべきことを決めた彼女は、1つずつ実行しながら、家族の絆を結びつけていく。
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作品情報
映画タイトル | 湯を沸かすほどの熱い愛 |
監督・脚本 | 中野量太 |
キャスト | 宮沢りえ/杉咲花/伊東葵/松坂桃李/オダギリジョー ほか |
主題歌 | きのこ帝国「愛のゆくえ」 |
公開日 | 2016年(日本) |
上映時間 | 125分 |
製作国 | 日本 |
おすすめポイント
余命があとわずかしかないと宣言されながらも、前のめりに次から次へと目標を達成していく姿を観ると、自分が直面している試練なんて大したことがないって思えてきます。
『母親』について思う
自分が生きている間は、出来る限り娘が悲しまないように生きる。
自分が死んだ後の娘のことを考えて生きる。
なかなか出来ることじゃない。
自分のことで悲観的になっておしまいっていうふうにならない本作宮沢りえ演じる母・双葉は本当に最強の母親です。
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母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画②洋画『メイジーの瞳』
あらすじ
ロックシンガーの母と美術商の父が離婚し、6歳のメイジーはそれぞれの家を10日ごとに行き来することに。だが忙しい両親は自分たちのことにかまけ、いつしかメイジーの面倒は、両親それぞれの再婚相手でどちらも心優しいマーゴとリンカーンが見るように…。
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作品情報
映画タイトル | メイジーの瞳 |
監督 | スコット・マクギー/デヴィッド・シーゲル |
脚本 | ナンシー・ドイン/キャロル・カートライト |
原作 | ヘンリー・ジェームズ |
キャスト | ジュリアン・ムーア/アレクサンダー・スカルスゲールド/オナタ・アプリール |
制作年 | 2012年 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | アメリカ |
おすすめポイント
メイジー役を演じた子役オナタ・アプリール。
儚げな表情、楽しげな表情などいろんな表情を上手く表現していて魅せられる。
『母親』について思う
娘に「愛している」と口に出している割には、そのような愛が感じられない残念な母親。
ロックシンガーで各地を飛び回っているという職業柄、やはり一般的な母親にできる愛し方をすることが出来ないのは無理もない話なのか・・・難しいところではあるけれど。
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母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画③洋画『私がクマにキレた理由』
あらすじ
エリートを夢見ていたアニー。だが、就活にあえなく失敗し、ベビーシッターのバイトをしながら自分探しをすることに。ある日、マンハッタンセレブのミセスXに雇われ、彼女の息子の面倒を見ることになったが、自分勝手なセレブ一家に振り回される羽目に…。
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作品情報
映画タイトル | 私がクマにキレた理由 |
監督・脚本 | シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ |
原作 | 『ティファニーで子育てを』 |
キャスト | スカーレット・ヨハンソン/ローラ・リニー/アリシア・キーズ |
公開日 | 2007年(アメリカ)、2008年(日本) |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ |
おすすめポイント
本作はテンポもよく、観終わったら爽快感いっぱいになる気持ちのいい作品です。
ベビーシッターのアニーがどのようにして、子どもグレイヤーと仲良くなっていくのか、さらに、子どものことを第一に考えない母親とシッターアニーとの関係がどのように変化していくのか注目!
『母親』について思う
育児放棄しているにもかかわらず、世間体は気にしている質の悪い母親。
子どもの気持ちを分かろうともしない。
現代社会において、女性も多様化した働き方、生き方になってきているゆえに、子どもに対する接し方や育て方も一様に語ることはできなくなってきてはいます。
そうはいっても、忙しい、自分の人生だからといった一人よがりな考えに傾くと子どもがあまりにもかわいそうなのは明らか。
本作は、そんな親をスカッとさせることのできる良作。
ストーリー、母親像は、『メイジーの瞳』と似ている。
母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画④洋画『ワンダー 君は太陽』
あらすじ
遺伝子疾患のため人とは違う顔で生まれてきたオギー。5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難に出会うが、くじけそうになりながらも家族の愛を勇気に変えて立ち向かっていく。やがてそんな彼の魅力に周囲の生徒たちが気づき始め…。
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作品情報
映画タイトル | ワンダー 君は太陽 |
監督 | スティーブン・チョボスキー |
脚本 | ジャック・ソーン/スティーヴン・コンラッド/スティーブン・チョボスキー |
原作 | R・J・パラシオ『ワンダー』(ほるぷ出版) |
キャスト | ジュリア・ロバーツ/オーウェン・ウィルソン/ジェィコブ・トレンブレイ ほか |
主題歌 | Bea Miller『brand new eyes』 |
公開日 | 2017年(アメリカ)2018年(日本) |
上映時間 | 113分 |
製作国 | アメリカ |
おすすめポイント
遺伝子疾患をもっている主人公オギーが、どのように逆境、困難に立ち向かっていったのか・・・
本作は、名言もたくさん飛び出すので、人生の教科書みたいな作品。
『母親』について思う
本作品のジュリア・ロバーツ演じる母イザベルは、主人公オギーの何よりの味方であり、理解者でした。
「心の狭い行いは広い心で許してあげて」
という言葉は特に印象的。
息子のことをいじめたりする子のことを責めたりせず、息子の一人の人間として対等な存在としてアドバイスしているところがなかなか出来ることじゃないなぁと思う。
ついてに感情的になってしまうママさんにはすごい刺さる言葉ではないでしょうか。
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母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画⑤邦画『ビリギャル』
あらすじ
中学入学以来まったく勉強をせず、成績が学年ビリになってしまった高校2年生のさやか。母親である「ああちゃん」の勧めで学習塾に通い始めた彼女は、そこで塾講師の坪田と出会う。坪田はさやかの小4レベルの知識に驚くが、一緒に慶応大学を目指すことに…。
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作品情報
映画タイトル | 映画 ビリギャル |
監督 | 土井裕泰 |
脚本 | 橋本裕志 |
原作 | 坪田信貴 |
キャスト | 有村架純/伊藤淳史/野村周平/安田顕/吉田羊/田中哲司 ほか |
テーマソング | サンボマスター「可能性」 |
公開日 | 2015年(日本) |
上映時間 | 117分 |
製作国 | 日本 |
おすすめポイント
受験生や何かの目標に向かう人人に向けて強くメッセージ性のある作品。
努力した先にある興奮、喜び、涙、感謝・・・たくさん詰まっていて、見応え十分。
『母親』について思う
本作の主人公は、受験生ビリギャル。
でも、影の立役者は間違いなくビリギャルの母。
娘のことをあまり信用していない父親とは対照的に、母親は受験を決める前から合格を勝ち取るまでずっと味方でした。
お金の工面から精神的なサポートまで。
母親の愛があったから、結果を残せたいっても過言ではないですね。
自信を持たせてあげて、頑張り通せるように陰ながらサポートできる母親のお手本のようなビリギャル母。
本当に参考になります。
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母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画⑥洋画『ヴィオレッタ』
あらすじ
女流写真家のアンナは仕事ばかりで滅多に帰らず、娘のヴィオレッタは祖母に育てられながら母を待っていた。ある日、突然帰って来たアンナに写真のモデルに誘われたヴィオレッタは、母に気に入られたい一心で応じるが、母は大胆なカットを要求し始め…
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作品情報
映画タイトル | ヴィオレッタ |
監督 | エヴァ・イオネスコ |
脚本 | マルク・ショロデンコ/フィリップ・ル・ゲ |
キャスト | イザベル・ユペール/アナマリア・ヴァルトロメイ/ドニ・ラヴァン |
公開日 | 2011年(フランス)、2014年(日本) |
上映時間 | 106分 |
製作国 | フランス |
おすすめポイント
ヴィオレッタ 演じるアナマリア・ヴァルトロメイがかわいいし、少女なのに色気があり魅入ってしまう。
『母親』について思う
金もうけや、自分の欲を満たすことに必死なダメ母親。
娘ヴィオレッタを自分の所有物のように扱う。
はじめ娘が可愛いので自分が撮るモデルにさせるのはまあ理解できるけれど。
でも、だんだんエスカレートしていき、娘の気持ちを無視し、突っ走っていく様は怖い。
日本の現代社会だと、自分の叶えられなかった目標を自分の子供に押し付けるという親が本作品の母親に通じるのかなぁと思う。
例えば、医学部に行けなかった親が、子どもに圧力をかけて多浪させて医学部受験をさせるとか。
母親のあり方について考えさせられるおすすめ映画⑦洋画『母なる証明』
あらすじ
田舎町で女子高生が無残な姿で発見される悲惨な殺人事件が発生。子供のように純粋な心を持つ青年・ドジュンが逮捕されるが、息子の無実を信じて疑わない母親は、刑事どころか弁護士にも話を聞き入れてもらえず、自ら真犯人を見つけ出そうとひとり走り出す。
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作品情報
映画タイトル | 母なる証明 |
監督 | ポン・ジュノ |
脚本 | パク・ウンギョ/ポン・ジュノ |
キャスト | キム・ヘジャ/ウォンビン ほか |
公開日 | 2009年(フランス、韓国、日本) |
上映時間 | 129分 |
製作国 | 韓国 |
おすすめポイント
『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督作品。
『パラサイト 半地下の家族』と同じく、ハラハラドキドキしてしまう作品で考察しがいのある作品。
殺人犯としての濡れ衣を着せられたことで息子溺愛の母親の行動がだんだんエスカレートしていく。
いてもたってもいられない母親の心情が、表情や行動に現れ、ものすごく引きこまれます。
『母親』について思う
母親が子供を守ろうとするのは当然のこと。
本作品のウォンビン演じる息子トジュンは、知的障害があるので、なおさらなのも理解できる。
だけど、息子、息子、息子で、息子しか見えない状態になった母親が、冷静になれなくなってくる様は狂気じみていた。
本作は極端な話かもしれないけれど、「子どもの言いなりになる親は、子どもが大きくなった時にその子どもに泣かされる」と言われたりするけれど、そんな親も本作の母親と通じるものがあると思った。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、母親のあり方について考えさせられる映画7選でした。
真似できないほどのすごい母親も、真似できないほどのどうしようもない母親もどれもこれも興味深いものばかりです。
母親のあり方を考えるいいきっかけにでもなれば幸いです。