【私なりネタばれなし感想つき】映画『きみはいい子』フル無料視聴できる動画サービス（VOD）は？高良健吾×尾野真千子主演

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映画『きみはいい子』観るにあたっての注意点

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映画『きみはいい子』の作品紹介

映画『きみはいい子』の作品情報

映画タイトル	きみはいい子
監督	呉美保
脚本	高田亮
原作	中脇初枝
キャスト	高良健吾／尾野真千子／池脇千鶴／富田靖子　ほか
主題歌	Takuto Tanaka ft Vasko Vassilev『circles』
配給	アークエンタテインメント
公開日	2015年（日本）
上映時間	121分
製作国	日本
さらに、詳しい情報	Wikipedia

映画『きみはいい子』のあらすじ

※原作の短編集の中から「サンタさんの来ない家」「べっぴんさん」「こんにちは、さようなら」の３つのストーリーで構成されています。
主に、高良健吾主演の「サンタさんの来ない家」と尾野真千子主演「べっぴんさん」が交互に、描かれています。

★「サンタさんの来ない家」
桜が丘小学校に赴任した教師２年目の岡野（高良健吾）は、１年生の担任を任される。はじめこそ事なきを得て順調に進んでいたが、次第にクラスにしまりがなくなっていく。岡野の怒らず怖がらせないというスタンスが裏目にでてしまい、授業中にトイレに行く子が続出したりし、クラス崩壊になるもなんとかやり過ごす。次の年は、４年の担任。またもや岡野はある問題に直面する・・・

★「べっぴんさん」
あやねの母（尾野真千子）は、あやねを連れて同じママ友が集う公園へ行く。公園ではママ友たちはニコニコとしていて自分の子供がどんなことをしても怒るということがまずない。それは、どの親も表の顔なのだとあやねの母は思っている。あやねの母はというと、家に帰ると、今日公園での罰としてあやねの髪をつかんでひきずったり叩いたりしていた。
あやねの母のママ友の一人であるはなちゃんママ（池脇千鶴）も、いつも穏やかで、あやねのことを「べっぴんさん」と褒めたりする。あやね母は、どうも好かない。ある日、あることがきっかけで、あやねの自宅へはなちゃん親子が来ることになって・・・

★「こんにちは、さようなら」
最近あきこの記憶はあいまいで、スーパーでもお金を払わずにでてきてしまったりする。あきこは、通学路でいつも「こんにちは、さようなら」とあいさつしてくれる子のおかげで、生きていることを実感していた。ある日、お金を払わずにいたスーパーであきこを呼び止めた女性（富田靖子）が、挨拶してくれる子の母親和美だということが分かった。あきこが投じたある言葉に、和美は涙する。

映画『きみはいい子』主要キャスト紹介

• 高良健吾／岡野匡（だたし）（教師になって２年目。初めて小学校１年を受け持つ、主に「サンタさんの来ない家」）
• 尾野真千子／水木雅美（あやねの母。専業主婦。夫はバンコクに赴任中。はなちゃんママと同い年で同じマンションの４階に住んでいる。「べっぴんさん」）
• 池脇千鶴／大宮陽子（はなちゃんとひかるくんの母。「べっぴんさん」）
• 高橋和也／大宮拓也
• 喜多道枝／佐々木あきこ
•  黒川芽以／丸山美咲
• 内田慈／岡野薫
• 松嶋亮太／田所豪
• 加部亜門／櫻井弘也
• 富田靖子／櫻井和美（スーパーの店員。弘也を育てている。「こんにちは、さようなら」）
• 三宅希空／水木あやね
• 浅川蓮／神田雄太

映画『きみはいい子』主要スタッフ紹介

• 呉美保／監督
• 高田亮／脚本
• 中脇初枝／原作
• 川村英己／製作
• 星野秀樹／プロデューサー
• 田中拓人／音楽
• 月永雄太／撮影
• 藤井勇／照明
• 吉田憲義／録音
• 井上心平／美術
• 木村悦子／編集
• 菅原悦史／VFX
• 兼子潤子／衣装　　ほか

映画『きみはいい子』ネタバレなし感想

★「サンタさんの来ない家」高良健吾の教師役が新鮮！虐待という事実に直面した時の教師の苦悩が描かれている！

高良くんのといったら蛇にピアスの印象が強い・・・でも、本作品の雰囲気は、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に近いかも。キャラ設定は違うけれど。

教師役も似合ってました！さわやかで不慣れな感じがでてていい！でも、もっとびしっといかないと現実は舐められますね・・・今は、体罰も絶対悪みたいな風潮があるし、教師もどんな叱り方をすればいいか難しい～

虐待あることはわかっているのだけれど、介入したくてもできないもどかしさというところがよく描かれてました。

新任教師である高良さんが虐待の事実を目にしながらも横暴な生徒の父親に立ち向かうために勇気を振り絞っていく姿が上手く表現できていたなぁと思いました。息を切らしながら、覚悟をきめてドアを叩く高良さんが印象に残ってます。

高良くんんの覚悟を決めたこの演技で、これから待ち受けているであろう親との格闘劇が視聴者の想像を掻き立てます。

終わり方としてはどうだろう・・・余韻を残してでよかったのではないでしょうか。

★「べっぴんさん」尾野真千子×池脇千鶴のママ友同士のやりとりがリアル！

尾野さんと池脇さん、演技派女優で・・そういや、お二人とも朝ドラ女優！

ママ友という設定での今回のお二人の絡み。

尾野さんは、無理やり作り笑いしている感じがでていました。

家では娘をひっぱたいているという後ろめたさみたいなものをそれとなく出していて上手だなぁと改めて思いました。

池脇さんは、野暮ったい感じでいい味だしてました。

で、ママ友とはいえ他人の子どもに妙に馴れ馴れしいところとかおばちゃん感でていて、これまた上手い。

二人のシーンの最大のみどころは、やはりはなちゃんママ（池脇千鶴）の家にあやね母（尾野真千子）とあやねがお呼ばれするところではないでしょうか。

ママ友であっても、どこか心の底から通じ合っていないと思っていた二人に転機が訪れるシーンですね。

そーなんだぁと思いながら、胸が熱くなりました。いいシーンです。

★「こんにちは、さようなら」言葉の重みを感じ取れるストーリー

本作品の中でちょこちょこと登場するあきおばあさんと男の子んのお話。

短いながらも心温まるシーンに仕上がっています。

誰かの言葉で生きる希望を見いだせたりする、見てくれている人が誰かいる・・・

こんなメッセージがくみ取れました。

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まとめ

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幅広い世代に向けて作られた良作です。

家族の垣根を超えた確かな愛を感じられる作品で、観終わった後、心がきっと温まりますよ。

この機会に、ぜひ、ご覧ください。